先週、ベル友さんからショーストッパーズ(以下SS)が行けなくなりチケットが一枚あるからどうですかとお誘いが。
ゲストは元タカラヅカ 男役トップの北翔海莉さん、しかも最前列の中央という「神席」、社長はんにお伺いを立てたらOkと返事をもらいまして楽しみにしていたんです。
が、6月18日7時58分頃の高槻・枚方を震源地とする震度6強の大地震。
今回の地震は、過去に私が経験した地震の中で一番揺れて怖いと思った地震でした。
(会社も自宅も物一つ倒れ無かったし落ちもしていません。電話が繋がりにくい状態になった以外は電気、ガス、水道も通常通り。
でも、阪神淡路大震災の時より揺れたと感じました。)
余震が続いたら20日のSS見に行けないなあと弱気になっていたのですが、「こんな時こそ見に行くべき」と背中を押して下さる方々もいらっしゃいまして、「もう、余震は大丈夫、来ない。」という全く根拠の無い自信をつけて誘って下さったベル友さんと阪急京都線で梅田芸術劇場シアター・ドラマシティに向かったのでありました。
途中、高槻で屋根が壊れブルーシートで覆い雨を凌いでいた家を見て、心が痛みました。
SHOW STOPPERS!!
[演出]三木章雄 [出演]湖月わたる / 彩輝なお / 貴城けい / 壮一帆 / 宮原浩暢 / 佐賀龍彦 / 日野真一郎 / 佐藤隆紀 / 妃海風 / 牧勢海 / 珠洲春希 / 舞城のどか / 桜一花 / 北翔海莉(スペシャルゲスト)
6月24日まで公演が続きますので詳しい事は書きませんが、宝塚歌劇団OGとLE VELVETS(ル・ヴェルヴェッツ)の夢のコラボ。
とってもゴージャスなショーを至近距離で観劇出来て、泣いたり笑ったり、うっとりしたり、本当に楽しい時間でした。
中でも、湖月わたるさんがオペラ座の怪人でファントムの役だったんですけれど、マントを翻した時に風が起こり私たちのところまでその風が届いたのです。
おおおーーーー!!
最前列の醍醐味。
北翔さんの小さく震える指の先とか、ものすごく伝わってくるものがありました。
シュガー(佐藤隆紀さん)の時は声が身体を突きぬけるといいましょうか、波動が伝わってきて涙が溢れました。
まあ、前奏を聞いただけて涙のスイッチがONになる曲ではあるのですが。
今夜のNHK BS プレミアムは悪女「エリザベート/マタ・ハリ」というバカリズムが司会で、エリザベートとマタ・ハリの声をオアシスの大久保さんがやるというバラエティーを放送していて録画して見た訳なんですけれど、こういう番組に興味が出たのはシュガーがこの二作品にフランツ役とラドゥー役で出演したからで、来年の「マリー・アントワネット」もチケットが手に入ったら見に行きたいなあと思っています。
話が横にそれました。
SSでは、エリザベートのあの曲、マタ・ハリのあの曲も!!
あと、ロックを歌われたタカラヅカOGの歌声にも涙、涙でございました。←全然涙を流すような悲しい曲じゃないのに思い出フラッシュバック。
アフタートークショーも楽しかったです。
スペシャルゲスト 北翔海莉さん
タカラヅカOG 妃海風さん
LE VELVETS 宮原浩暢さん 佐賀龍彦さん
司会は佐賀龍彦さん。
「お三人さん、ディズニーのキャラクターのモノマネをして自己紹介をしましょう」という佐賀さんの無茶振りから始まりました。
四人がピンクの傘をさしてSSグッズを紹介する物販コーナーも。
風ちゃんが持つと似合うけれど、私にピンクは似合わないのでパンフレットだけ購入しました。
去年共演されたせいもありますが、LE VELVETSと北翔さんて親和性があるというか、ものすごく馴染んでいて五人並ぶと収まりがいいんですよねー。佐賀さんと同い年ですけれど、「姐さん」と呼びたくなるような面倒見の良い親分肌。
トークショーはみっちゃん♡ふうちゃんのトークが楽しく長くなり過ぎたので、しぃたんがベルを鳴らして合図するコミカルな場面もありました。
そんな訳で、余震もなく無事に阪急で京都に帰って来れて楽しい時間を過ごす事が出来ました。
地震でザワザワした不安な時期に、誘っていただいたベル友さん有難うございました。